NHKの特集を夜二時までみてしまった。
現代型うつ病というのは主に若者に多いが、ストレスを与えるとうつ病状態を発症するという病気だ。
だから、嫌でないことをしている時はなんともないが、会社に行くと発症するとかなる。
会社をうつ病で休んでいても、遊びにいくのはなんともないということだ。
この病気を発症する人間は性格的に特徴があって、
叱られることになれていない。
叱られるのを避ける。
叱れられたり、問題が起きた時には、他者に責任や原因があると考える。
その一方で、誰かに受け入れて欲しい、認めて欲しいという気持ちが非常に強い
簡単にいうと母親のような上司を求めているわけである。
それが社会にでて、他人から批判されたり誤りを指摘されると、多大なストレスがかかって
それでうつ病状態となる。
これは病気だか性格だかよくわからない、
専門家の間でもまだ議論があるくらいだ。
それで非常に治りにくい「病気」ということになる。
確かに性格に近いなら簡単には治らないだろう。
こういう人間が以前からもいるが、最近とみに増えているそうだ。
なぜ増えているかというと、現代の教育制度に関係があるということをいう教育関係者がいたり、
若者の気質に関連するという評論家もいるが、、
これと決まった結論はない。
さて、受け入れる企業側としてはどう対応する?
ある企業関係者が言う。
病気だか性格だか、どちらにせよ、こういう人間がいる一方で、必死に経済を支えている
大多数の勤勉な労働者がいることは忘れて欲しくない。
みんな辛いのは一緒でそれを耐えて頑張っているのだと。
このセリフに教育関係者の小此木法政大学教授は
「時代遅れの考え方」と一蹴する。
一蹴するかどうかは別としても、教育学者、精神科医、セラピストなどなどの専門家の考えは
一括りである。
これからの時代は、そういう人間を受け入れて、そして共存するようにしていかないといけない。
今までと同じような上司部下の関係は成立しなくなっている。
精神的に弱い人間がいるというのは事実なので、その人間をどう受け入れて使いこなすか
企業側も考えるべきであると。
それで、受け入れている企業経営者が紹介される。
さて、みなさんはどう思われるか?
わたしは小此木教授の考えは、片手落ちというか、本質を見落としていると考える。
ストレスに弱い人間を受け入れて共存して、うまくやっていく社会ができた。
さて、その社会は、国際的にはどれほどの競争力があって、
日本国民を豊かに暮らさせることができる社会なのか?
少なくとも、この日本人が生み出す製品なりサービスが、いくばくかの競争力を持ち。
中国、韓国、アジア、欧米、さまざまな国々との競争ににおいても、それなりの位置を獲得する
ものでないと、この日本は衰退して行く。
鎖国するわけにはいかないのだから、日本国内でなかよく調和を取ればいいという話ではない。
小此木教授はそのたりは担当外であろうか、視野に入っていない。
わたしは、自殺の問題でも同じだが、ストレスに弱い人間を肯定して、それに社会が適応するのも結構だが
今の日本人は明らかに、異常にストレスに弱くなっている。国際比較でも、時系列比較でも。
であれば、どうすれば、ストレスに強い人間を育てるのか、これも社会として真剣に考えないと
いずれ日本は衰退して行くのは必定と考える。
朔日は、自民党の総裁選に当選した人間は
過去をみると、相当ストレスに弱そうである。誰がみたってストレスで首相を辞めた人間だ。
いま元気そうに見えるのは、ストレスが低いからだけかもしれない。
そう思われても不思議はない。
もし彼が首相になるなら、なるほど小此木教授の言うとおり、わたしも時代遅れなのかもしれない。
だが、その時代の最先端は、「衰退していく社会」である。
それに抵抗するなら、時代遅れと呼ばれるのかもしれない。
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